2019年02月17日

2019インド旅・コルカタ その6 (コンデジカラー編)

インドの大気汚染が深刻だ。
首都ニューデリーでマスクをしている市民の映像をニュースで見たが、コルカタも酷い。
非常に健康に悪いという指標。
おかげで喉をやられ、帰国した今も咳が出る...



カーリーガートからの帰り、表通りを外れた建築現場で一人の少年が働いていた。

煉瓦や砂を、通り沿いから建物の中へ運んでいるのだった。
現場には他に作業をしている気配が無かったので、もしかすると「これらを運んでおけ」と言い渡されて、一心にその言いつけを守って仕事をしていたのかもしれない。
思えば、その日は日曜日。
街には休日の雰囲気が漂っていたので、一人黙々と働いている少年に心動かされた。

近づいて名前を聞いてみた。
言葉が通じて、答えてくれるのだが、何度聞いてもカタカナに文字おこしが出来ない。
何歳?という質問は、英語でもヒンドゥー語でも解してくれなかった。
そうだ、ここコルカタはベンガル語だった。
聞いてみたいことがたくさんあったが、どうしようもない。

スマホがあれば、こういうとき翻訳してくれるのか?
何年かしたら、同時通訳してくれるような機械が出来る事だろう、そしたら旅もまた変わる。

「邪魔したね、さようなら」 ガンバレヨ~

街の片隅でひっそりと、でも逞しく生きる一人の少年。
写真機をもって、世界を別のフィルターを通して見ているどっかの人。


2019インド旅・コルカタ その6 (コンデジカラー編)


2019インド旅・コルカタ その6 (コンデジカラー編)


2019インド旅・コルカタ その6 (コンデジカラー編)





続く




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