2019インド旅・プリー その6 (コンデジカラー編)

TARO

2019年02月26日 19:38

いつもの様に、夜明けからカメラバッグを下げて浜を歩いていると、一隻の少し大きめの舟が出漁の準備をしていた。

インドでは、極々普通の場所で時折ハッとするような美男美女に遭遇することがある。

波打ち際まで舟を下ろす作業をしていた10数人の漁師に混ざって、ひとりの少年が甲斐甲斐しく働いていた。
すらりと手足が長く、映画の主役に抜擢されても不思議ではないような存在感。
頭の中に、若き漁師のストーリーが浮かんできた。

「少年の名はカルム(15才)、彼の父親は村一番の腕利き漁師だったが、2年前の嵐の夜に出漁したまま帰らぬ人となった。残された母と妹、家族を養うために学校をやめ14才の若さで舟に乗ることに。ある航海の夜、仕事を終えて満天の星空を仰ぎ見ている時に、最年長の船頭から、うり二つの双子の兄がいることを知らされる・・・そして父親の隠された秘密!」

・・・べたな妄想は募るが、もちろん、家族思いの少年漁師の話は、フィクションに終わる。
少年は、1週間以上の遠洋漁に出るという、この舟の5人の漁師の中にはまだ入っていなかったのであった。。。


なにはさておき、立派な漁師になれよ~
(ボリウッド映画にスカウトされるかもしれんけどな)



















注:話しに合わせてアップした舟の画像の幾つかは、適当です...



関連記事