やちむん屋 太朗窯です。

とある友人から、乗合船の舟釣りメンバーに誘われて参加。
（舟釣りは、石垣島に越して来た当初以来の１５年以上ぶりである）





川平湾近くから出航。





その日は、夏日のべた凪。
朝が早かったので売店が開いておらず、飲み物の準備が万全でなかったのが個人的に気になっていた。

無風状態で海中が見渡せる。
陽が昇って気温がぐんぐん上昇。







まずは、ＧＴ（ガーラ）狙いで道具持参の一名がホッパーを投げるも当たり無し。

場所を移動してグルクンのサビキ釣り。

潮止まりで数連れず、幾度か場所を変える。

そうこうしていると、乗り合いの仲間の一人が気分の不調を訴えて倒れこんだ。
どうやら、熱中症を発症してしまったらしい。
大きな体がドテッと横たわる様はまさにマグロであったが、その冗談が笑えないほど切羽詰まった感じに陥った。
風に当たらせるために舟を走らせたりするも、中止して戻った方がいいのでは？という思いを抱きながら、皆で冷水を浴びせたり、日陰を作って氷で冷やしたタオルを額や首筋にあてがったりしているうちに、嘘のように状態が良くなり、復活。
（ヤレヤレホッとしたぜ）




兎にも角にも何事もなく良かった。

・・・が、充分でない清水を結構使ったけど大丈夫かな、、
飲み水持って来なかったことを再び悔やみつつ、釣りは続行。





釣ったグルクンを一匹掛けして、根の大物を狙う。

７０メートルの水深で、高級魚のアカジンミーバイをゲット！
引きは強烈。
幾人かは巻き上げの途中サメに切られて、針ごと持っていかれた。





そうこうしてるうちに正午になり、タイムアウト。


熱中症大事に至らず良かったね～とか話しながら帰途についてると、今度はここの所ずっと調子の悪かった自分の軽バンがエンスト。
ウオーターポンプから水がダダ漏れして、途中で止まってしまう、、

オーマイガッ！

一時間待ってＪＡＦに来てもらい、レッカーで町の修理屋さんに運ばれる我が車。

なんでこんな時に？
いや他の時より、今が良かったはず。
平日で良かったやん。
ＪＡＦの会員もいたし・・
夜やったら最悪やったなあ。
ま、そやけど、そやな、割合ええタイミングで止まってくれたわ。（昨日は娘がこの車使ってたし）


身も心もクタクタになって代車で家に帰ってくると、別のグループで舟釣りに行ってた娘たちの釣果が洗い場に、、

これをコシラエロ、とな。
めっちゃ釣ってるやんけ～（クチナジなど）。

近くの浜に魚を持って行き、波で洗いながら鱗やはらわたを取っていると、西日が沈んでいった。


今日は長かった、とてつもなく。





今更ながらだけど、石垣島の暑さを侮るべからず。
熱中症も怖いぞ、マジで。




ただ今、アカジンの刺身食べてます。。。